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 本田 (@someonehonda) のブログへようこそ。

 内容は、普段のTwitterに毛が生えたようなものを伸ばしてトリミングしたようなものになっています。記事が増えてくるとこのページの有難みが分かります。

 

 アニメレビュー系記事 

【近況報告+α】プリンセス・プリンシパル単推し記事 【2021/2/11】

 

【2021年冬アニメ】1話ランキング・オススメ5選【16作品】

【2021年冬アニメ】中間レポート・ランキング【11作品】

【2021年冬アニメ】ランキング・評価理由【10作品】

 

【2020年秋アニメ】ランキング・評価理由(前編)

【2020年秋アニメ】ランキング・評価理由(後編)

【2020年秋アニメ】ランキング・評価理由(番外編)

 

 音楽系記事

【歌枠】配信デビューした話

 

  他リンク

引きこもり部 - YouTube

本田の関係者によるゲーム系チャンネルです。(出演未定)

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本田のイラスト

【2021年冬アニメ】ランキング・評価理由【10作品】

 本田(@someonehonda) です。

 2021年冬アニメを見て色々書きたいことを書いてランキングもつけました。興味が薄れたものから見なくなり、1話評価や中間レポートの時と比べて非常に寂しいランキングになってしまいました。なお2期や続編を除いています。

 2021年冬アニメについての記事はこちら

【2021年冬アニメ】1話ランキング・オススメ5選【16作品】

【2021年冬アニメ】中間レポート・ランキング【11作品】


 

 以下ランキング(左右差あり)

S+(是非オススメしたい)

無職転生ワンダーエッグ・プライオリティ

S(オススメできる)

SK∞、ホリミヤ、PUI PUI モルカー

A(良かった)

弱キャラ友崎くん、バック・アロウ

B(オススメはしない)

IDOLY PRIDE、ゲキドル、装甲娘戦記

 

 オススメの作品はオススメの作品です。見ていない人は見てください。

 以下より個別レビュー、クール後半+総括のようなものを続けます。

 ランキングに反映するにあたっては、映像への評価を重めに観つつ、結末や全体の流れも重視しています。ビジュアルや音楽の評価に引っ張られすぎないように気をつけたつもりです。

 []で囲んだ部分は作品を楽しむのに重大なネタバレです。白地に白で書き込んだので、選択して表示して下さい。

 
無職転生 (S+)

 ザラザラ質感の特徴的な線と圧倒的質と量の描き込みに見入ってしまった。壮大かつ設定の細かい背景に、クール後半になっても有り余る迫力の戦闘シーンが見れた。また戦闘以外でも、例えば歩くルーデウスをメインに映してモノローグを喋っている側でピンボケしたエリスが小躍りしているところなど、特別必要でも無さそうなディティールにも余念が無く拘りが凄くて飽きない映像だった。
 内容も、後半での過ち(ネタバレ)がしっかり心に来るし、それを受け止めて仲間と乗り越えようとするところがアツかった。様々な景色を見て色々なことが起こるが、それも緻密に設定され尽くした広大な世界のほんの一部を見ているに過ぎないという懐の深さがたまらない。
 ビジュアルにドラマ性に設定に、すべて凄かったのだが逆にレビューしにくい。まずは映像目当てに見て欲しい。

 

ワンダーエッグ・プライオリティ (S+)

 全体でめちゃくちゃビジュアル良かった。特に、背景がリアルに描き込んであるのが目を引いた。別空間での戦闘時もそうだし、何気ない日常の小物まで細かく拘りを感じた。薄暗い学校の廊下や雨の描写、それとアイの部屋が特に好きだった。特に変哲のない屋内をくっきりと生活感が出るほどに描き込むアニメは珍しいのではと思う。空間とキャラとのサイズ感が一般的なアニメよりもかなり写実的だったのが、そのように感じる一因だったと思う。1話評価の時に挙げた寄りまくりのカメラワークは以降目立たなくなったが、魅せる背景は健在だった。
 別れや旅立ちのテーマに忠実な清々しいOPも好きだけどとにかく爽やかなEDのおかげで重くなりすぎずに見れたと思う。
 最終盤では、桃恵の任務でアレコレあり、アイと教師でアレコレあり、謎空間やワンダーエッグについての謎が明かされ始めたりと物語がかなり動いた(微ネタバレ)が、最終話でゴチャゴチャせずにまとまったので凄かった。(素振り)

 12話は、片付いていない部分が結構あり、映像も部分的に安くなっていてかなり不安になったが、実質的な最終話は6月に見れるらしい。期日までに完成しなかったそうだが(監督Twitterより)、何はともあれ見れるのはありがたい。素晴らしい対処だと思った。

 

SK∞ (S)

 OP映像の動きがすごくて格好いい。キャラも設定ももりもりだけど、それによって独特な画になるし、しっかりストーリーに回収されていてスマートさを感じた。主人公の、仲間への劣等感との向き合い方や、ラスボス的存在と周りの人物達の過去の因縁といった複数のアツい要素がありとても盛り上がった。
 総集編も、「入院したスケーターのAIスケボーに録画されていた映像を見舞いに来た仲間達が見ている」体でオーコメ的に喋っていて巧いなと思った。

 シャドウを攻撃した殺人未遂男の情報は出ずに終わったけど、ちゃんと捕まってほしい。
 脚本がプリンセス・プリンシパルと同じ人だと後から気づいたが、2つの作品で共通点を見出すには私が浅かった。ただ、私は両作品で共通して話の造りにスマートさを感じており、そう感じさせる何かがあるらしい。
 後半話数で主人公の妹の主張が強いように感じてクレジットを見たら、主人公とその妹の声優が夫婦キャスティングだったのでほんわかとなった。(前にカバネリ婚として話題になっていた二人)

 

ホリミヤ (S)

 ほっそいキレイな線とちょっと淡いカラフルな色でビジュアルがめちゃめちゃ好きだった。OPぽくない暗めなドキドキするOP、ザ00年代JpopなEDとも好みだった。映像が新しいのにガラケー世代なのが良い味出してる気がするし、EDはその世代を意識しているのかもしれない。

 登場人物が多いからか、話数の中でもエピソードが断片的に感じられる部分が多々あって、そこは気になった。いっそエピソード毎にタイトリングして、この話です!と打ち出した方が分かりやすいのではとも思ったが、断片的でもすっと場面が転換していく方が、各人物たちの物語が平行しながら時間が進んでいる感じが出たりオシャレだったりして、このアニメに合っていたのかもしれない。
 最終話でも決着のついていないエピソードはあるが、原作が長編かつキャラクターの多い群像劇なので納得できる。

 という風に、最終話を見る前に結末を予測して下書きに書いておいたのだが、見事に裏切られた。最終話は

[時系列を1年後の卒業式前数日にまでワープして、宮村視点で堀や友人たちとの出会いについて振り返るような形で終わった。それまでの話数での出来事ベースの流れるような物語を、最終話に相応しいまとめをしつつメッセージ性も与えていて、]

個人的な予想よりも良かったと感じた。

 

PUI PUI モルカー (S)

 1本が短すぎて判断できないなと思って放置していたのをdアニメストアでまとめて視聴することで解決した。

 モルカーの表情が豊かだったり、走る動きがわたわたしているのが可愛かった。可愛さに関して最も印象的だったのは音で、puipuiと鳴くのもそうだが他の効果音がやたらライトなコメディ風味でクセになるものがあった。

 話のぶっ飛び加減も、意外性もありつつ何じゃそりゃと笑えてちょうど良かった。

 

弱キャラ友崎くん (A)

 映像に関しては中間評価から引き続き部活の描写の粗さを感じた。1話評価時のカラオケで三人で歌ってる動きのシュールさも最終話に再登場した(ネタバレ)。OPサビの廊下テロップのスピード感は好きだった。
 今期で最も首を縦に振ってガンガンにノれるEDだった。最終話ラストにフルOPが流れるタイプ(ネタバレ)で初めてフルを聴いたが、やたら凝られてて聴き応えがあった反面、そちらに意識が行ってしまい本編に集中出来なかったので劇伴的に流れるものとしては良くなかったかもしれない。
 1話評価にて「彼女を作ることをスペックとして捉えてるのどうなんだ」みたいなことを抜かしていたが、終盤にてそれについて争うという回収があった。せっかちは良くない。あおいを人生の師とすることで物語が始まって、その師に挑戦をすべく同じ土俵に立たせたところで終わった(ネタバレ)のはキレイだった。日常会話における菊池さんの感受性が豊かすぎるのが気にはなった。
 私は時々操作練習やガチ対戦をするくらいには熱心なスマブラプレイヤーなので、アニメ内のスマブラモチーフのゲームについての説明がするする入ってくるし、アニメではこうだけど現実のスマブラだとこんな感じなのかなみたいな、想像が膨らむ楽しさがあった。

 

バック・アロウ (A)

 映像に関しては特別推す感じではなかった。

 OPがアツい感じのLiSAで、流行りそうな感じだがあまり話題になっているのを聞かなかった。

 円状の「世界壁」に囲まれた世界は、壁による恩恵として未知のテクノロジーをいくつか享受しており、例えばバインドワッパーなる輪は腕にはめることで持ち主の信念をロボ装備として具現化することが出来、それを武装戦力としている。壁を神聖視する人々に対し、壁の外から飛来した記憶喪失の男が壁の外へ帰ろうとすることによって、初めに飛来した村や、壁信仰に基づき壁越えを阻止したい国家などを巻き込んで物語が進んでいく。

 覇権を争う2国家の、首脳付近の人物のエピソードが増えるにつれ、それぞれの思惑や信念の強さが明らかになってアツかった。バインドワッパーのおかげで、各人の信念というストーリー的要素が戦闘要素に直結するというスマートさがあった。

 以下、選択でネタバレ部分表示

[体内にバインドワッパーを持つことで生身でも破滅的な力を持つ(理屈はよく分からない)というルドルフ選帝卿なる謎の強者が登場するのだが、後の女王を治療する際に彼の血を輸血したことによって、女王は二重人格になったのだという説明が疑問を持たれずに受け止められているのが気になった。また、女王は当時危篤になった時点では継承権40位とかで、女王になるには選帝卿であるルドルフによる働きかけがあったはずだから、もっとルドルフの執着なり狂気なりのドラマが描かれた方が良いのではと思った。]

 まさかの2クール目に突入したのでそういった不安は杞憂かもしれない。

 あと、とある人物の大失敗、割とそのファッションのせいでは?(ネタバレ回避)

 

IDOLY PRIDE (B)

 映像の面では、劇中のダンスや要所の背景に魅力を感じた。

 死んだトップアイドル長瀬麻奈と、そのマネージャーと、麻奈の妹と、麻奈の心臓を移植され回復した女の子、この4人がメインの話。心臓移植手術のくだりが大事になりすぎていて違和感があったが、未練を決別したり過去の憧れに拘るのをやめて自分の表現を!というメッセージを込めつつ変わったことをやるには良い造りだったと思う。メインを掘り下げることによりメッセージ性が強くなり物語は深まる一方、他に8人もいるチームメイトが相対的に空気と化すところが、不可避ながら難しさを感じた。むしろチームメイトは主軸を語る上で一切必要ないとまで言える。本アニメでは、チームメイトは「プロデューサーとしての目に見える仕事をした感=スカウトしたりチームを2つにしたりする判断」の演出のために用意されたモブとして捉えた方が分かりやすい。プロデューサーを描くのは難しいんだなという発見だった。このようなシナリオは、触れられていないキャラの話をアプリゲームで補完することが前提としてある、と友人に言われてある程度納得できた。
 最終話は、可能性としては最高打点の着地ではあるけど八百長疑われそうなレベルに都合の良い結果だった(ネタバレ)。

 心臓移植された女の子が麻奈に歌声が似ているという設定が実際に似ていたのはすごいキャスティングだったと思う。曲も異常に良くて曲数自体も多く、ダンスもそれぞれ作られていて予算を感じた。全体的にシティポップ(広義)風味のものが多く、これは世間的なシティポップ再流行に合わせた作風と思われるが、アイドルソングとしては意匠が強めな割にアニメ内でも触れられないため、違和感のあるものもあった。
 このように書いてきて、乗り越える対象としての過去のアイドル長瀬麻奈の曲が最も直球的にシティポップ然としているのを「シティポップ=過去の流行≒1世代前のもの=過去のトップアイドル」と見立てることも可能?とも思えてきたが、憶測が過ぎるのでここで止めておく。
 散々語ったが、理論派アニソンオタクやシティポップ原理主義者が突撃してきたら泣きながら降参すると思う。
 それはそれとして曲が好きだった。

 

ゲキドル(B)

 ダンスを含めて映像はあまり魅力的ではなかった。

 全話通して、メンバーたちの声の演技に惹かれない場面が多く、物足りないと感じていた。10話のオーディションは良かった。花澤香菜の凄さが引き立っていた。

 6話で抱き枕カバーEDにエロ以外の意味が出たところはとても良かった。

 登場人物たちが、大切な人を亡くした心の隙間を演技練習用AI(ドール)で埋めてしまう痛々しさが良かった。不穏な世界で皆が何かしら不安定で安心感のない視聴が続く中、まこちが普通の一般女性として可愛かったのは救いだった。

 後半話数では世界のあらましが明らかになった。

[この世界は、未来からドールや演劇システムを持ち込まれたことにより不正に改変され、Fate世界の剪定事象のような状態(閉ざされる世界)になっていた。劇場支配人かをるはその出来事におけるゲイザー(過去改変監視人)だった。劇場メンバーたちが、役者や裏方としての役割を見つけて、かをるの残したメモのような脚本(ファンタジーのようだが事実)を整理し、演劇にて結末に回答を与えたことにより、知らないうちに過去を再現しつつ別の世界線へ導くことで世界を救い、改変前の世界に戻る]

という結末で、全話通して振り返るとキレイな造りだったと感じた。

 

装甲娘戦記 (B)

 映像に関しては特に後半は全く推せないが、やたらと日本のローカルを主張してくるところと、それを含めてセリフが多くて俗っぽくて素な謎のテンポ感は初回からの期待の通りで好きだった。

 OPがサビ前一呼吸から一気にテンポ変わって別の曲みたいになるやつ、初めは奇をてらいすぎだと思っていたけど12回も繰り返して聞くと丁度良いアクセントくらいになっていて巧いなと感じた。

 ローカルをがっつり出すスタイルに関しては、意図があるとしたら出身地の視聴者に身近さを感じさせるみたいなことかなと。
 私の出身地でいうと、福岡の都市高速とか天神地下街とかキャナルとか、あとは熊本城が最終作戦に絡んで登場して、うっすら郷愁を感じた。

 セリフに関して、特に10話は動きがほぼなくて実質ボイスドラマだったのに、そのボイスドラマが面白いのはすごかった。日本や各国のトップ達とAIとで会議する回で、主人公達の任務や状況が良く分かった。

 最終話の結末が少し忙しく見えたのが惜しかった。

 余談だがつい先日ローリングガールズを見始めて独特の空気に既視感を覚えたが、よく見たら脚本家が同じ方だった。ロリガの雰囲気が好きな人には良いかもしれない。世間と逆の入口から入った感がある。

 

#おわり

#おしり

 

someonehonda.hatenablog.com

【2021年冬アニメ】中間レポート・ランキング【11作品】

本田(@someonehonda)です。

今期アニメが折り返し地点を迎えて色々感想があったので中間レポートを書きます。ついでにランキングも付けました。作り込み度合いとか満足感といった主観を基準にしています。

でもそれって個人の感想ですよね?(西村ひろゆかない)

1話時点での記事はこちらから

【2021年冬アニメ】1話ランキング・オススメ5選【16作品】 - someonehonda

 

 

ランキング(上下・左右差あり)

S(強くオススメ)

無職転生ワンダーエッグ・プライオリティ、SK∞

A+(オススメ)

IDOLY PRIDE、ホリミヤ

弱キャラ友崎くん

A(ふつう)

怪物事変、天地創造デザイン部

B(オススメしないけど視聴継続)

バックアロウ、装甲娘戦記

ゲキドル

 

 

 S


無職転生

 端的に換言すると懐が深いアニメだと思った。
 さすがに1話が魂込められすぎただけで以降はある程度落ち着いたけど、まだまだ予算を感じる映像だった。麦畑が印象的。
 それぞれのキャラの物語がかなり作り込まれていて一生掘れちゃいそう。それで世界が広く感じられて引き込まれる。
 現時点までのイベントで一番ドラマチックな、ロキシーがルディを連れて外に出る場面はもっと長く描かれてもいいかなとは思った(同じ回の、ロキシーが夫婦の喘ぎ声聞いてエッチな感じになってる部分はカット可能と思った)(それはそれとしてとてもエッチだった)

ワンダーエッグ・プライオリティ
 再序盤と比べるとプリキュアの雑魚敵風のやつが出てきてビジュアルが安くなった。

 少女たちが自己を見つめながら親や大人の社会を打破していくのがテーマがアツいしこれをやるぞ!と徹底して作られていると思った。特に直球すぎるOPが格好良い。

 傷つかないで欲しいと思っちゃうけどガンガン傷つきながら成長していくんだろうな

 SK∞
 1話でキャラ濃すぎとか設定飛びすぎと思ってたけど、以降でレースの外の日常が描かれることによって、普段は一般人だけどSの社会でだけ仮面を被って自ら濃いキャラ演じてたというのが分かりやすくて良かった。爆竹使いのシャドウが萌えキャラになった。男だらけの水着回がこんなに面白いとは思わなかった。他にも新しい強キャラ登場とともに鉱山跡地違法レースの成り立ちも示唆され始めてて話のスマートさが出てきたと思った。

 これらによって1話のクセの濃さに関するマイナス心象がなくなって、映像もしっかり楽しいままなのでとても好き。


A+

IDOLY PRIDE
 1話の通りプロデューサーが話に大きく関わってるアイドルアニメだったので新鮮で好印象のまま。途中で2グループに分けるのが意外すぎた(ネタバレ)。踊りは3Dモデルを動かしたやつを手描きにしてるみたいな見たことない感じになってるけど、そのせいで枚数が足りないのかも?正規EDの速め浮遊感+チャイム音にかなり作曲家の色が出ていて好き(TWEEDEESなど)。他特殊EDもそれぞれテイストが違うので皆どれかはハマりそう。
ホリミヤ
 再序盤にものごとが起こりすぎて目まぐるしかった印象あったけど、イベントで人物を紹介していく最短ルート的なやつだったのかもしれない。大がかりな一つのきっかけではなく出来事が重なってぬるっと交際に移行するのしゃれてるよなと思った(ネタバレ)(童貞並感)

 OPの切なくザワザワする感じラブコメのOPっぽくないけど好き。EDの少し前のjpop感も好き。俺は特にイントロにスキマスイッチを感じた。声はJUJUっぽいよね。

 

弱キャラ友崎くん
 会話の録音とか姿勢とか提案の通し方とかの人生メソッドは相変わらずめちゃめちゃ納得感あるけど、カーストとかの誇張描写で陽キャが悪役演じすぎちゃうところに時々モヤモヤしている、OPの表情の幅のなさはキャラデザ由来か。
 あとは部活のディテールがやたらと粗い。一方でネクタイと蝶ネクタイの棲み分け感とかはリアリティを感じた。

 あおいが自身のチーズ好きを恥じる所、チーズ好きが恥ずかしいなんて聞いたことないし不自然だなと思ってたけど、話題を提供するために自ら努めてそういうキャラ付けをしてるのかもしれないと思った。
 皆もEDのサビで頭をガンガン振って極まろう。

 

A

怪物事変

 コンがやたらと可愛い。

 主人公達の年齢が結構若く、それを見守るような形になっている。

 怪異が人社会に溶け込んでいて、そのうち悪さをする怪異を突き止めて懲らしめる話なので虚構推理と似ている。

 主題歌二つ、何世代か前のアニソン!といった感じがある。(好みでは無い)

天地創造デザイン部
 テーマ自体にはさほど興味ない自分にとっても個別の案件がそれぞれ面白いのがすごい。5話の地獄での件が意外性あってまた良かった。クライアントからの発注内容と初期案を見て、これ○○になるだろって予想する遊びが出来ることもある。

 キャラや背景のテイストの統一感が良い以外はアニメである意味は薄く、漫画で良い感はすごくある。これの漫画、絶対に小学校や中学校の図書室に置くべきだし既に流行ってるかもしれない。

 

 これらAランク2作品は、マイナス部分は少ないけど大きくプラスに評価したくはならない具合で難しい、個人的に刺さってない作品。視聴を切る可能性すらある。

 

B

バックアロウ
 1話そんなに惹かれなかったけど、4話以降で主人公達の村側に対して凱帝国側の軍師と将軍がガッツリ動きだしたところが熱かった。つよい天才軍師を見るのは楽しい。軍師ゲーが始まった。
 帝国民の豊かな暮らしぶりがほぼ描かれてないのは気になった。描写があればもっと主人公達の村や帝国の辺境の村が虐げられてる印象が増すと思うし、世界にもっと引き込まれると思う。そういう細部を詰めるのはコスパ悪いんだろうなとは思う。

装甲娘戦記
 温度調整の効かないシャワー浴びてる感じで、日常とストーリーがちょうど良い美味しい塩梅のときは良いが、そうならない時間がとてももどかしい。
 戦闘なくて冗長な2話で切っちゃいそうだったけど、1話で期待してた分で耐えて見てたら5話~はちゃんと温かいシャワーが出てる。
 謎の敵機体に侵略されて荒地だらけなのに、そうでない地域で社会が平穏に回ってるところに違和感を覚える。そのおかげで観光回があるというのはある。
 1話での自然な会話は全話通してそのまま楽しめてて推しポイントなんだけど、それはあくまでも補助的な魅力の一つで、他の要素が弱いときは不足感が拭えないなと思った。

ゲキドル
 主人公が演じる芝居の巧妙が分からないのが一番の微妙ポイントかもしれない(前任と違うとか、もっと自分を出してとか言われてるけどピンと来ない)

 作品の中でキャラが芝居を演じる時、演じる人格がコテコテのものであるか、逆にキャラ本体に素の生活感があるかしないと、芝居をしているという状況の特異性が失われる気がする。

 4話以降で世にも奇妙な物語的な雰囲気出てきて、そういう不気味な感じが好きな人にはいいかも。その要素に絡めて少女の危うさをバリバリ出してきてると思う。

 アイドルアニメだけど裏側にそういう世界が見え隠れしているというよりはむしろ、世にも奇妙な物語の女優アイドル回と見た方が見やすい。

 

 これらBランク3作品は、マイナス部分も多いけど突っ込み所や盛り上がる余地があるのでそれを期待して視聴継続している。

 

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【近況報告+α】プリンセス・プリンシパル単推し記事【2021/2/11】

 本田 (https://twitter.com/someonehonda )です。
 今回は自身の近況報告とプリプリ感想記事を兼ねています。

まえがき
 吾輩は就職に伴い、後期試験ののちすぐに上京してきた九州民である。荷物はまだ(届いて)ない。カーテンもWi-Fiも毛布もない新居が無理すぎて、社会人の友人に無理言って泊めてもらったり、別の友人に焼肉を奢って貰うなどして過ごしている。これ、主体が違うだけで実質パパ活とか家出娘と同じなのではと思ってたりする。


報告その①
 俺さ、この大学を卒業したら結婚するんだ。結婚式をやるから君も友人を連れて来てくれよ、ご祝儀いっぱい貰いたいしな。おいおい、鳩が豆鉄砲食らったような顔してんな。そういえば鳩の顔って今一つピンと来ないし、豆鉄砲に至っては鳩が喰らってる攻撃っていう認識しかないな。というか、突然発砲されて驚いただけなのにその表情を慣用句で揶揄され続ける鳩、可哀想すぎるだろ。理不尽な内輪ノリを押しつけられてるんだからな。とか言ってると、なんか俺の結婚式に君を呼ぶのも内輪ノリの押しつけのような気がしてきたな。付き合わせてしまい悪かった、挙式の件は聞かなかったことにしてくれ。まぁ、とにかく卒業したら明るい未来が待ってるってことさ。


報告その②
卒業出来ませんでした

 オンライン成績評価を舐めていた。その教科は問題発表から締切1時間のレポートという形でオンライン試験がされ、ググれることを前提に、初期の想定より難しいまたは深い内容の出題になり、泣きながら提出した。結果Fだし、攻めすぎた履修登録のせいでリカバーも効かずにドボンだった。ちなみに当学法学部には土下座の攻撃判定が無効。


報告その③
内定済み企業が非正規雇用にて入社させてくれることになりました

 メールにてガチガチに詫び倒してお願いした。ただの醜いお気持ちメールにならぬよう、報告、お詫び、提案の流れで段を分けて読みやすいようにするなど、本田の気遣いが光った。留年内定者は参考にするように。結果御社は俺をアルバイトとして入社させることを認めて下さった。
 親に申し訳ないから、学費も自分で払って前期のリモート講義で取りこぼしをカバーし、秋季卒業をすると決めた。前期のうちにコロナが収束すると通常講義に戻って在東京ワイが詰む可能性があるので、リモート全解除にならない程度には流行ってて欲しい。日本を、リモートに。リモートで全員幸せになろう。


報告その④
プリンセス・プリンシパル視聴完了

 まだ新居にWi-Fiがないので家出娘状態で家主と共に一気見したが、めちゃめちゃ好きな作品だった。

 壁で分断された架空のロンドンでスパイ少女達が暗躍する話。好きポイントとしては舞台設定の凝り方、話、キャラ、音楽などが挙げられる。つまりは全部良かったということ。

 舞台設定について。全話通して戦前のリアル部分とファンタジー部分が個人的に好きな具合に同居していた。
 一定範囲を無重力化する「ケイバーライト」を新しい動力源とし、しかし他のテクノロジーは基本戦前程度のままに大きく繁栄したロンドンの都市は、それだけでワクワクする見応えがあった。
 他の文化や生活については戦前くらいの水準のままなので、貧民街や小さな会社などは当時のままに描かれているように感じた。軍服の洗濯工場の女性労働者たちが作業中に歌う歌や、死体処理場での作業手順など、リアリティが満載に感じた。私は実際に歴史資料を研究した訳ではないので、専門家なら何かしら設定に粗を見つけるかもしれないが、素人目には細部まで凝っているように見え、とても作品に入り込めた。
 使用すると燃料の限り無重力になれる、スパイ用携帯型ケイバーライト移動装置「Cボール」は、それだけでスパイアクションをぶち壊しにするレベルの性能をしているが、発煙機能を目眩ましに、発光機能を信号に、と俗物的な使い道も多い。これによって、無重力浮遊も数ある用途のうちの一つとして相対化され、等身大のスリル感が保持されたと思う。(※追記※発煙機能は別の器具だった。)
 
 話について。
 話数とcaseの番号が一致せず、時系列はcaseの番号の方による。これにより、本編初めに大まかに時系列を知ることが出来るし、描かれていないcaseがあることで想像の余地も残っている。ドロシーと父親の回が一番痛々しくてスマートで好き。
 後半の話数では度肝を抜く展開があり、それまでの話数の見方が大きく変わり、より面白くよりアツくなった。
 壁による分断とか、身分や出自による分断とその解決というテーマも壮大でたまらなかった。

 キャラについて。
 全体的に暗かったり、救いのない状況で奮闘してきているため、スパイのメンバーは皆強い心臓をしており格好良かった。そのメンバーの中で生真面目さ純粋さを多く残したベアトリスの言動は時に萌え~な空気を程良く放ち、これが話の中での暗い雰囲気を打開したり、逆に強調したりと重要なキャラだったと思う。OPのサビのところから既に明らか。とても可愛かった。

 EDの、カーペンターズみたいな、だいぶ前のエバーグリーン洋楽的な口ずさみやすいポップスも個人的に刺さってとても好きだった。

 全体を通してめちゃめちゃ好きな作品だった。最終話それで終わっちゃうの?と少しだけ引っかかったが、今日(2/11)から劇場版が公開されるとのことで、とても楽しみ。なお、この記事を書いている間に、行こうとした映画館の上映時間に間に合わなくなってしまって困っている。



報告その⑤
報告その①の結婚の話は嘘です(豆鉄砲のくだりは本当)
 
 スパイは嘘をつくものさ。

#おわり
#おしり

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【歌枠】配信デビューした話

 それは最後の講義の日でした。

 この講義は教授→生徒の一方向型で法学部のスタンダードとも言えるものですが、オンラインでは授業コマのうち事務連絡等のみを生で、講義部分は教授による事前録音で放送する形で、その事前録音部分が講義後1週間の間アップされる、というものでした。

 出席点がなく期末レポートな上に丁寧な教科書も持っているので普段から欠席することが多かった講義。かなりのご無沙汰でしたが、勝手は知っています。すなわち、講義音源の再生が始まったらその間は事務連絡等はないので、期末情報目当てで聞き始めた私は、Apple Musicでの音楽探しの方に軸足を移すようになります。

 ところで、皆さんも、音楽を聴いていると陽気になって口ずさんでしまう経験が一度はおありかと思います。ここまで読んだ勘の良い方はもう察してくれたようですね。

 teams講義で、120名以上の受講者と教授にその歌声を届けたのは誰でしょう?

―――そう、私です!

 

 

 

マチルダ

マチルダ

  • provided courtesy of iTunes

Apple Music で再生する

 

 余談となりますが、放送したのはこちらの曲の冒頭部です。以前よく聞いていた曲ですが最近聴いておらず、うろ覚えで歌いました。(…と書いている途中で、高校2年のときのカラオケで同級生に格好つけようとして、この曲マチルダを、それも当時もうろ覚えで歌って場を白けさせた記憶が蘇りました。)どうせ聴かれるならせめて本調子の時の、得意な曲のサビとかがいいなと思いました。

 ちなみにこの曲、こじんまりとした音作りによる耳障りの良さ・かつロックンロールな曲調という珍しい感覚のもので、だいぶ前に発売されたものですがかなりのオススメなので是非聴いて頂けたらと思います。一人で歌う程度には好きです。大橋トリオは基本アコースティックで穏やかな曲が多く、その方面で超有名なアーティストです。ただ個人的には、アルバムにたまに挟まってくるこういうノリの曲のポップさは良さがより分かりやすいし、さらに多くの人に聴かれても良いと思います。

music.apple.com

 それにしてもこの序盤のスカした淡々とした感じをうろ覚えで歌ってるのが放送されてしまう講義、地獄の純度が高いですね…

 受講生と先生にはこの場を借りて謝罪しておきます。申し訳ありませんでした。

 

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スリル満点

#おわり

#おしり

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【2021年冬アニメ】1話ランキング・オススメ5選【16作品】

 本田(@someonehonda)です。

 2021年冬アニメの1話見てたらオススメしたい・共有したいものがあったので、ついでにランキング作りました。2期とか続編とかクールまたぎを除きます。(上下・左右差あり)

 

S(オススメしたい)

ワンダーエッグ・プライオリティ無職転生

IDOLY PRIDE、装甲娘戦機、怪物事変

A(視聴継続)

ホリミヤ、SK∞、弱キャラ友崎くん天地創造デザイン部

A-(視聴継続ライン上)

蜘蛛ですが、なにか?、バック・アロウ、ゲキドル、オルタンシア・サーガ

B(視聴継続せず)

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語、

俺だけ入れる隠しダンジョン

C(ネガキャンしてる)

裏世界ピクニック

 

(ワンダーエッグ・プライオリティを見たら追記します。)

(↑ 2021/01/14 追記しました。)

(2021/01/15 天地創造デザイン部、蜘蛛ですが何か?、他アニメ雑感を追記しました。)

以下Sランクの紹介・評価理由、他アニメ雑感と続きます。

 

 ワンダーエッグ・プライオリティ

脚本家・野島伸司がアニメの世界で紡ぎだす、悩みもがく少女たちの物語――。14歳の少女・大戸アイは、深夜の散歩の途中で出会った謎の声に導かれ、「エッグ」を手に入れる。「未来を変えたいなら」「今はただ選択しろ」「さぁ、自分を信じて――」「エッグを割れ――」「エッグ」を割った先で、アイを待つものとは......。

(dアニメストア「あらすじ」より)

 キャラデザ好き。絵が異ッ常~にキレイで映画レベル。

 顔や手足などを画面一杯に映すドアップなカットが多くて新鮮だし、アニメならではの演出だと思う。カメラワークだけでもドキドキさせられた。リアルさを強調する演出になっているのかなと。(多分)

 このような現実描写に対して、後述する概念の具現化のような非現実の存在とのシーンは、色鮮やかで迫力あるアクションが楽しめる。虚・実どちらのシーンも見応えが凄まじい。

 セリフは全く説明的でなく、とても自然に感じた。これにナレーター不在かつ主人公の口数が少ないことも相まって、しっかり見て作品世界や状況を察しないといけない部分は今後多くなるかも。

 内容としては、不登校の主人公が、負の感情の具現化したものと向き合わされ、逃げたり戦っていくもの(2話以降も多分そう)で、自殺やイジメといったワードが重要になっている。そういったものに重度のトラウマがある人には苦しいかもしれない。例えば、映画「聲の形」の途中で辛すぎて視聴を中止した方がいたら、その方にはオススメしにくい。

 以上、1話時点での私の所感をまとめると、ワンダーエッグ・プライオリティ(何て略すんだ)は可愛いキャラ・見応え満点の映像で魅せる鬱寄りのアニメになると思われる。

 主人公たちが課題を克服していく爽快感が勝る感じなら気分良く見れて個人的には助かるけど、ある程度生々しい・重々しい展開への覚悟は必要になると予想。

 映像とメッセージ性の熱量がとても大きく感じられるので、極度な鬱アレルギーでない人には絶対に見て欲しい、今季の最推し。

 憶測だらけで申し訳ないけど見てほしすぎて雄弁になってしまった。

 

無職転生

「俺は、この異世界で本気だす!」 34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓うー!ルーデウスを待ち受けるのは、ロリっ子魔術師、エルフ耳のボクっ子幼馴染、凶暴ツンデレお嬢様、そのほかの様々な人間との出会い。そして過酷な冒険と戦い。新しい人生が動き出す!「人生やり直し」ファンタジー、開幕!

(dアニメストア「あらすじ」より)

 映像のコストが異常に高くて映画レベルだった。内容も転生者視点のモノローグで転生とか魔法とかの異世界アレコレを導入していくのを丁寧にやってて、なろう異世界モノ=チープみたいな先入観だけで見ないのは絶対に辞めた方がいいと思う。ちょいゲスい転生前意識のモノローグ(杉田智和)が良いしダウナー家庭教師(小原好美)も良い。(雑)

 2話以降もあの映像のままだったら間違いなく伝説になる。

 

IDOLY PRIDE

またたく間にアイドルランキングを駆け上がった長瀬麻奈が所属する星見プロダクション。 数年後、星見プロはオーディションを開催。 麻奈を姉に持つ長瀬琴乃と麻奈そっくりの歌声を持つ川咲さくらのふたりをはじめ集まった10人は、寮での共同生活を始める。 麻奈を超えんとするTRINITYAiLEや麻奈に並々ならぬライバル心を抱くLizNoirが彼女たちの前に立ちふさがり、プライドを胸に競い合う。

(dアニメストア「あらすじ」より)

  絵がキレイ。アイドルアニメだけど1話が男プロデューサーの回想による男プロデューサー回なのが、攻めてる気がするし内容も好みだった。最後演出じゃなくてそういう感じでいくんだってのには驚いた(ネタバレ回避)けど、2話以降もプロデューサーしっかり出すぞという流れだと思うからそれを期待してる。劇中歌、アニソン的なひねくれシティ感あってすげー好きだった。

 

装甲娘戦機

今日から私はスナイパー……!?日常を奪われ、その肢体に〝LBXユニット〟と呼ばれる戦術兵器を纏う5人の少女――〝装甲娘〟たち。選ばれし転移者である少女たちの使命は、多元世界をまたいで蝕み増殖し続ける金属生命体・ミメシスの掃討と殲滅。時空を超えて強いられた傭兵暮らし、それは世界の「希望」と「絶望」とを垣間見る命がけの修学旅行だった!

(dアニメストア「あらすじ」より)

 今季見た中で最ダークホースと思うアニメ。見るまでは絶対つまらんだろと思ってた。時空転移前のヒロインの、ストーリー進行には関係なさそうな何気ない会話劇とか、転移後のヒロインが興味ないゲームのVRをさせられていると錯乱して投げやりに戦闘したり、そもそもゲーム全般にも慣れてないから戦闘を1ミリも分かってなかったりとか、クセになるリアルさがあった。2話以降は世界とか状況の説明が本格的になるだろうけど、セリフのリアルさや空気感は残しておいて欲しい。それを目当てに見るまである。

 

怪物事変

古来よりこの世の影に潜み、人に見つからぬよう、人と関わり合って生きる“怪物”(けもの)という存在。彼らの多くは人間の世界に適応し、社会に交じり生活していた。しかし現代では、人と必要以上に深く関わろうとするケースが多数報告されるようになっていた。探偵事務所を営む隠神は、そんな“怪物”たちが起こす怪事件のうちの一つを追い、片田舎のとある村を訪れる。そしてそこで夏羽という少年に出会う—。

(dアニメストア「あらすじ」より)

 田舎の風習とか、薄気味悪いときの感じがかなり出てて良かった(ネタバレ回避)。反対に東京の都会感も強調されたのも良かった。夏羽くん利口だね、いい子すぎ…(ネタバレ)。1話でかなりまとまってた。メインキャラまだまだ居るっぽいので楽しみ。

 あんまり語れてないけど一番順当で外れなさそうな感じ。

 

他雑感を少々

 

 ホリミヤ

 宮村のタトゥーとかの話が、本人が言うままの感じだったら不気味すぎないかと思った。あとまだ1話なのに結構色々あってテンポちょっと早い気がする。キャラデザ好き、映像もキレイ。

SK∞

 沖縄・閉鎖鉱山・違法スケボーレース。単純にスケボーレースが画面に映えるし、沖縄の路地とかスケボー屋や鉱山の背景も相まって超真新しい映像だった。レース相手が爆竹使いのヒールでウケた。個人的には環境がクド過ぎるけど、噛み合う人にはオススメかも。

弱キャラ友崎くん

 文武両道リア充JKだからといって人生のプロとして振る舞ってくるの流石に頭が高いと思った。あと彼女持つことをステータスとしてしか見てないのも気になった。身だしなみとか、口角や姿勢とか、改善指示は真っ当だった。カラオケシーンの動きがシュールでウケた。これから強キャラになって攻略キャラ増えたりヒロインの表情が柔らかくなっていくのが見もの(未来予知)。

天地創造デザイン部

 神様による動物創造を業務委託された下請け会社。「お客様は神様(文字通り)」、デザイナーだけでなくちゃんとエンジニアがいる、デザインや試作でアレコレあった後に突然の天啓で採用されてオチがつく流れ、など発想の勝利を感じた。フォーマットが手堅くてネタが無限なのでネタ変えるだけで無限に続きそう。地面の構造を変えるシーン以外は映像の強さは感じなかった。原作が強いタイプかもしれない。

蜘蛛ですが、なにか?

 転生直後らへんは悠木碧の震え声いいよねと思っていた。が、心の声じゃなく普通のセリフのようなトーンの声でやたらとハイテンションでセリフ量も多く、内容もメタかったのでクドさを感じた。蜘蛛がカサカサ動いて面白いけど、個人的にはデフォルメが強すぎるように感じた。この辺りが噛み合う人には面白いかもしれない。「血縁食い」称号獲得でスキル獲得したところとかは好きだった。

バック・アロウ

 まだ特別アツくないけど続き見たらアツいかも。小澤亜李いいなぁ。壁の存在が進撃の巨人感あった。

 ゲキドル

 アイドル×近未来劇場。この世界、やたら不穏な要素が多い。声優いいけどメイン達の声質が近くて印象薄くなってる気がする。EDが抱き枕カバーの表裏差分をオシャレに嘗め回すだけ(なんと完全に言い表せている)なの新しい。

オルタンシア・サーガ

 あまりにも普通のファンタジーすぎて印象が薄いけど、続けて見ていったら普通のファンタジーとしてしっかり楽しめる余地がありそう。堀江由衣

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

 絵はしっかり寄り。内容は「主人公くんTUEEE」の繰り返しで、今後もそれがずっと続くと予想される。

俺だけ入れる隠しダンジョン

 貰ったスキルがチートというか「全て」だった件。「俺TUEEE」の必要経費として自然にエロが付いてくるので両方好きならお買い得。細かい部分だと、ファンタジー世界なのに堂々とメートル法を使ったところで若干テンション下がった。

裏世界ピクニック

 一番気合入りがちな1話なのに、「捨て」な部分(引きのカットで3Dなど)が多すぎて映像がつまらない時間が長く、続きを見る気になれなかった。内容に関しては特に文句なく気になる感じだったので惜しい。

 

 

#おわり

#おしり

 

【2020年秋アニメ】ランキング・評価理由(番外編)

 本田(@someonehonda)です。

 初ブログに当たる私の記事を見て無能なナナを見始めたって友達がいて嬉しかったです。そもそも友達がいるって嬉しいね。

 過去のリンクはこちらに貼ります。読みにくいって心の声が聞こえた気がしたので、文体を修正した他、ランキングの目安も無かったので前編の方に追加しました。

【2020年秋アニメ】ランキング・評価理由(前編) - someonehonda

【2020年秋アニメ】ランキング・評価理由(後編) - someonehonda

 番外編として今回書くのはGREAT PRETENDERだけです。

 夏・秋の2クール通してのアニメなので、他の秋アニメと完全に足並みを揃えた評価は出来ませんが、どうしても、もっと多くの人に見て欲しいと思ったので単独で記事にしました。

 2020年覇権アニメを議論するなら少なくとも必ず候補に挙がるレベルでオススメです。

かくしごとにも負けず、呪術にも負けず

西でグレプリ未視聴勢が2020年覇権アニメ決め会議を行なへば、行って以下のコピペを貼りつける。

東で(以下略)

 

GREAT PRETENDER (S++)

 最強アニメ。まず背景がカッコ良すぎる。段階的なベタ塗りのような、他のアニメと全く印象が異なる鮮やかさで、これだけで見る理由になる。

 私の持っている浅い経験と知識によると、普通アニメは動かない背景の上で絵を動かすので、よっぽど特別なシーン以外では、背景は手前のキャラ等に集中させるために主張が少なく無難な感じ(線が少なめな写実的描写など)になる。このような描写は、動画部分と背景部分の境界がハッキリするので、例えば数カット以内に売り場に積まれたリンゴとキャラが手に持って丸かじりするリンゴが両方描かれる場合、リンゴの絵が背景とアニメ絵の境界をまたぐことになり、リンゴの描写が大きく変わり不自然な印象になる。背景のリンゴをアニメ塗りにするなら背景も併せて全部アニメ塗りになる必要があり、相当安っぽくなる。逆に背景のタッチのまま動かせば、描写に特別な印象を与える意図でもないとコストに見合わない。

 しかし本作の、細かいベタ塗りのような背景の手法なら、手前のキャラのアニメ塗りと手法に親和性があるため、背景にあった物を別のカットで手に取っている何気ないシーンも自然に感じた。しかも、こういったアニメ塗りに親和性のある背景にも関わらず、魅せる背景の場面もバカ強く、背景カットがそのままTシャツなどのグッズに使われ商品化されているくらいである。

 ちなみにこの鮮やかでオシャレな背景の上で動くキャラも、それに相応しいスマートさ、かつ人間味やユニークさ・コメディチックな印象も強く持っているし最強だな、と、この記事を書きながら気づいた。文章にするの不可能すぎワロタ。実は、エヴァのキャラデザも手掛けられた超有名な方によるキャラデザ。

 と、このように、鮮やかで目を引く背景なのにアニメと両立出来ていて、最強を感じた。

 

 グレプリの強みはまだまだこんなものではない。脚本イケすぎ問題である。ドラマ「リーガル・ハイ」の脚本家がグレプリの脚本を手掛けているのでアツい。このドラマは、堺雅人が、裏工作も厭わない無敗の毒舌弁護士・古美門として圧倒的セリフ量と人生哲学で訴訟関係者(≒社会)に毒づくのが気持ちよく、放送当時も相当な人気だったと記憶している。筆者はこの作品に多分に影響を受けて法学部に入学、留年、卒業見込みである。

 グレプリ脚本の大まかな流れを書く。舞台は現代。東京でちんまい詐欺をやって生計を立てていた枝村真人が、外国人詐欺師ローランに嵌められ、彼の属する国際詐欺集団に入ることになる。それからは、仲間たちと共に①ロサンゼルスでマフィアに、②シンガポールでエアレース主催の富豪に、③ロンドンで美術鑑定商のカリスマに、そして最後に④日本と上海で人身売買の反社会組織に、交渉を持ち掛けて乗せて騙し、大金をぶんどろうとする、というもの。

 フォーマットとしての良さを語ると、第一にそれぞれの章(数話)で一旦の結末を迎えるので、情報過多による混乱が起きにくい。そして第二に、章ごとに場所が大きく変わることで上述の鮮やかな背景がガラっと変わるので、そこでも楽しむことが出来る。そして第三。普通は、話数を分けることで全体の話が進まない等デメリットがありそうにも思えるが、グレプリは章を追うごとに自然に情報が明かされていきストーリーの深度が深まっていく。ストーリーの進行と共に枝村や詐欺集団の来歴や悪党との因縁が明らかになり、それを克服していくという側面が大きくなる。アニメを見る前からストーリーは始まっていたのである。

 中身の良さを語ると、第一に、悪党しか騙さないし殺しもしないという主人公集団の指針のおかげで気持ちよく、しかし失敗すると命が飛びかねない状況で、スリル満点に見れる。第二に、時に視聴者視点にもミスリードやトリックが仕込まれていて、騙される気持ちよさが楽しめる。第三に、謎を秘めていたキャラが、話数を追うことで過去が明かされることによって、それまで見てきた事件での感情等が明らかになったときのキャラへの愛着。最終的には詐欺集団よ永遠に!と心酔しきりになること請け合い。彼らに騙されているのかもしれないね。(うまい)

 

 最後に、OP,EDもカッコ良くてクセになる。ベースから始まるほぼ「Tank!」なノリノリジャズに、線がなく切り絵のような画で、本編で登場する小道具や舞台が仕掛け絵本のように動くOP。EDはフレディ・マーキュリーの歌う「The Great Pretender」で、本編でも出番の多い猫が主役の、OP同様線のないアニメ。EDの内容は序盤は意味が分からないけど後半になるとそういうことだったのか!となってたまらなくなる。

 

 

 総合して、背景やキャラや音楽のオシャレ感とスリリングな騙し合いを楽しんでいる間に過去のストーリーが回収され世界が深くなっていき、継続視聴する他なくなる無敵のアニメなので、「S++」としました。

 ちなみにTV放送を終えた今はNET FLIXでしか見れないので、初月無料とか数人でファミリープラン分けっことか友達の垢借りるなりで頑張って見てください。