【2021年冬アニメ】1話ランキング・オススメ5選【16作品】

 本田(@someonehonda)です。

 2021年冬アニメの1話見てたらオススメしたい・共有したいものがあったので、ついでにランキング作りました。2期とか続編とかクールまたぎを除きます。(上下・左右差あり)

 

S(オススメしたい)

ワンダーエッグ・プライオリティ無職転生

IDOLY PRIDE、装甲娘戦機、怪物事変

A(視聴継続)

ホリミヤ、SK∞、弱キャラ友崎くん天地創造デザイン部

A-(視聴継続ライン上)

蜘蛛ですが、なにか?、バック・アロウ、ゲキドル、オルタンシア・サーガ

B(視聴継続せず)

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語、

俺だけ入れる隠しダンジョン

C(ネガキャンしてる)

裏世界ピクニック

 

(ワンダーエッグ・プライオリティを見たら追記します。)

(↑ 2021/01/14 追記しました。)

(2021/01/15 天地創造デザイン部、蜘蛛ですが何か?、他アニメ雑感を追記しました。)

以下Sランクの紹介・評価理由、他アニメ雑感と続きます。

 

 ワンダーエッグ・プライオリティ

脚本家・野島伸司がアニメの世界で紡ぎだす、悩みもがく少女たちの物語――。14歳の少女・大戸アイは、深夜の散歩の途中で出会った謎の声に導かれ、「エッグ」を手に入れる。「未来を変えたいなら」「今はただ選択しろ」「さぁ、自分を信じて――」「エッグを割れ――」「エッグ」を割った先で、アイを待つものとは......。

(dアニメストア「あらすじ」より)

 キャラデザ好き。絵が異ッ常~にキレイで映画レベル。

 顔や手足などを画面一杯に映すドアップなカットが多くて新鮮だし、アニメならではの演出だと思う。カメラワークだけでもドキドキさせられた。リアルさを強調する演出になっているのかなと。(多分)

 このような現実描写に対して、後述する概念の具現化のような非現実の存在とのシーンは、色鮮やかで迫力あるアクションが楽しめる。虚・実どちらのシーンも見応えが凄まじい。

 セリフは全く説明的でなく、とても自然に感じた。これにナレーター不在かつ主人公の口数が少ないことも相まって、しっかり見て作品世界や状況を察しないといけない部分は今後多くなるかも。

 内容としては、不登校の主人公が、負の感情の具現化したものと向き合わされ、逃げたり戦っていくもの(2話以降も多分そう)で、自殺やイジメといったワードが重要になっている。そういったものに重度のトラウマがある人には苦しいかもしれない。例えば、映画「聲の形」の途中で辛すぎて視聴を中止した方がいたら、その方にはオススメしにくい。

 以上、1話時点での私の所感をまとめると、ワンダーエッグ・プライオリティ(何て略すんだ)は可愛いキャラ・見応え満点の映像で魅せる鬱寄りのアニメになると思われる。

 主人公たちが課題を克服していく爽快感が勝る感じなら気分良く見れて個人的には助かるけど、ある程度生々しい・重々しい展開への覚悟は必要になると予想。

 映像とメッセージ性の熱量がとても大きく感じられるので、極度な鬱アレルギーでない人には絶対に見て欲しい、今季の最推し。

 憶測だらけで申し訳ないけど見てほしすぎて雄弁になってしまった。

 

無職転生

「俺は、この異世界で本気だす!」 34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓うー!ルーデウスを待ち受けるのは、ロリっ子魔術師、エルフ耳のボクっ子幼馴染、凶暴ツンデレお嬢様、そのほかの様々な人間との出会い。そして過酷な冒険と戦い。新しい人生が動き出す!「人生やり直し」ファンタジー、開幕!

(dアニメストア「あらすじ」より)

 映像のコストが異常に高くて映画レベルだった。内容も転生者視点のモノローグで転生とか魔法とかの異世界アレコレを導入していくのを丁寧にやってて、なろう異世界モノ=チープみたいな先入観だけで見ないのは絶対に辞めた方がいいと思う。ちょいゲスい転生前意識のモノローグ(杉田智和)が良いしダウナー家庭教師(小原好美)も良い。(雑)

 2話以降もあの映像のままだったら間違いなく伝説になる。

 

IDOLY PRIDE

またたく間にアイドルランキングを駆け上がった長瀬麻奈が所属する星見プロダクション。 数年後、星見プロはオーディションを開催。 麻奈を姉に持つ長瀬琴乃と麻奈そっくりの歌声を持つ川咲さくらのふたりをはじめ集まった10人は、寮での共同生活を始める。 麻奈を超えんとするTRINITYAiLEや麻奈に並々ならぬライバル心を抱くLizNoirが彼女たちの前に立ちふさがり、プライドを胸に競い合う。

(dアニメストア「あらすじ」より)

  絵がキレイ。アイドルアニメだけど1話が男プロデューサーの回想による男プロデューサー回なのが、攻めてる気がするし内容も好みだった。最後演出じゃなくてそういう感じでいくんだってのには驚いた(ネタバレ回避)けど、2話以降もプロデューサーしっかり出すぞという流れだと思うからそれを期待してる。劇中歌、アニソン的なひねくれシティ感あってすげー好きだった。

 

装甲娘戦機

今日から私はスナイパー……!?日常を奪われ、その肢体に〝LBXユニット〟と呼ばれる戦術兵器を纏う5人の少女――〝装甲娘〟たち。選ばれし転移者である少女たちの使命は、多元世界をまたいで蝕み増殖し続ける金属生命体・ミメシスの掃討と殲滅。時空を超えて強いられた傭兵暮らし、それは世界の「希望」と「絶望」とを垣間見る命がけの修学旅行だった!

(dアニメストア「あらすじ」より)

 今季見た中で最ダークホースと思うアニメ。見るまでは絶対つまらんだろと思ってた。時空転移前のヒロインの、ストーリー進行には関係なさそうな何気ない会話劇とか、転移後のヒロインが興味ないゲームのVRをさせられていると錯乱して投げやりに戦闘したり、そもそもゲーム全般にも慣れてないから戦闘を1ミリも分かってなかったりとか、クセになるリアルさがあった。2話以降は世界とか状況の説明が本格的になるだろうけど、セリフのリアルさや空気感は残しておいて欲しい。それを目当てに見るまである。

 

怪物事変

古来よりこの世の影に潜み、人に見つからぬよう、人と関わり合って生きる“怪物”(けもの)という存在。彼らの多くは人間の世界に適応し、社会に交じり生活していた。しかし現代では、人と必要以上に深く関わろうとするケースが多数報告されるようになっていた。探偵事務所を営む隠神は、そんな“怪物”たちが起こす怪事件のうちの一つを追い、片田舎のとある村を訪れる。そしてそこで夏羽という少年に出会う—。

(dアニメストア「あらすじ」より)

 田舎の風習とか、薄気味悪いときの感じがかなり出てて良かった(ネタバレ回避)。反対に東京の都会感も強調されたのも良かった。夏羽くん利口だね、いい子すぎ…(ネタバレ)。1話でかなりまとまってた。メインキャラまだまだ居るっぽいので楽しみ。

 あんまり語れてないけど一番順当で外れなさそうな感じ。

 

他雑感を少々

 

 ホリミヤ

 宮村のタトゥーとかの話が、本人が言うままの感じだったら不気味すぎないかと思った。あとまだ1話なのに結構色々あってテンポちょっと早い気がする。キャラデザ好き、映像もキレイ。

SK∞

 沖縄・閉鎖鉱山・違法スケボーレース。単純にスケボーレースが画面に映えるし、沖縄の路地とかスケボー屋や鉱山の背景も相まって超真新しい映像だった。レース相手が爆竹使いのヒールでウケた。個人的には環境がクド過ぎるけど、噛み合う人にはオススメかも。

弱キャラ友崎くん

 文武両道リア充JKだからといって人生のプロとして振る舞ってくるの流石に頭が高いと思った。あと彼女持つことをステータスとしてしか見てないのも気になった。身だしなみとか、口角や姿勢とか、改善指示は真っ当だった。カラオケシーンの動きがシュールでウケた。これから強キャラになって攻略キャラ増えたりヒロインの表情が柔らかくなっていくのが見もの(未来予知)。

天地創造デザイン部

 神様による動物創造を業務委託された下請け会社。「お客様は神様(文字通り)」、デザイナーだけでなくちゃんとエンジニアがいる、デザインや試作でアレコレあった後に突然の天啓で採用されてオチがつく流れ、など発想の勝利を感じた。フォーマットが手堅くてネタが無限なのでネタ変えるだけで無限に続きそう。地面の構造を変えるシーン以外は映像の強さは感じなかった。原作が強いタイプかもしれない。

蜘蛛ですが、なにか?

 転生直後らへんは悠木碧の震え声いいよねと思っていた。が、心の声じゃなく普通のセリフのようなトーンの声でやたらとハイテンションでセリフ量も多く、内容もメタかったのでクドさを感じた。蜘蛛がカサカサ動いて面白いけど、個人的にはデフォルメが強すぎるように感じた。この辺りが噛み合う人には面白いかもしれない。「血縁食い」称号獲得でスキル獲得したところとかは好きだった。

バック・アロウ

 まだ特別アツくないけど続き見たらアツいかも。小澤亜李いいなぁ。壁の存在が進撃の巨人感あった。

 ゲキドル

 アイドル×近未来劇場。この世界、やたら不穏な要素が多い。声優いいけどメイン達の声質が近くて印象薄くなってる気がする。EDが抱き枕カバーの表裏差分をオシャレに嘗め回すだけ(なんと完全に言い表せている)なの新しい。

オルタンシア・サーガ

 あまりにも普通のファンタジーすぎて印象が薄いけど、続けて見ていったら普通のファンタジーとしてしっかり楽しめる余地がありそう。堀江由衣

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

 絵はしっかり寄り。内容は「主人公くんTUEEE」の繰り返しで、今後もそれがずっと続くと予想される。

俺だけ入れる隠しダンジョン

 貰ったスキルがチートというか「全て」だった件。「俺TUEEE」の必要経費として自然にエロが付いてくるので両方好きならお買い得。細かい部分だと、ファンタジー世界なのに堂々とメートル法を使ったところで若干テンション下がった。

裏世界ピクニック

 一番気合入りがちな1話なのに、「捨て」な部分(引きのカットで3Dなど)が多すぎて映像がつまらない時間が長く、続きを見る気になれなかった。内容に関しては特に文句なく気になる感じだったので惜しい。

 

 

#おわり

#おしり